62歳からの楽しい起業

ロビームにまつわる研究内容や所感を日々記録します。

水戸食事会

2022年10月25日、水戸で桐原先輩と会食しました。中村先輩、大塚さんと4名で、水戸駅前の「わさびの花」という和食屋さんで集まりました。以前、水戸営業所ゆかりの人たちで「薬水会」を開催する予定でしたが、コロナで流れて今日に至っていました。中村さんの提案で、少人数で桐原さんに会いに行くことにしました。思いの外、桐原さんが喜んでくれてとても嬉しく思いました。

御年85歳とは思えないパワフルなお話に一同圧倒されました。私も、「かくありたい」と思いました。ケータイに写真をおくれなかったので、本日、プリントして送付しました。

桐原 元 様

 平素大変お世話になっております。
 先日は楽しい会食になりました。ありがとうございました。四葉の写真を同封しました。

さて、
 久しぶりの桐原節を聴いて、ワクワクしました。確かな記憶と明晰な説明、さすが桐原さんと感銘しました。
 中村さん、大塚さんも、きっと同じように感じたと思います。「老いてますます盛んなり」とは桐原さんのことだと思います。元気な姿と言葉の強さを感じて、私も「枯れてたまるか」の心境になりました。桐原さんを見倣って死ぬまで前向きに、今を生きたいと思います。

 不肖の弟子ですが、これからもよろしくお願いします。

 

すべては導かれている

youtubeで、グロービス経営大学院の講演「「すべては導かれている-逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟-」(田坂広志氏)を視聴しました。感激したので、内容を備忘しておきます。 

youtu.be

…「使命」と書いてなんと読むか? もちろん、天が遣わした「命」という意味が元の意味だけれども、私には「使命」は「命を使う」と読める。だとすればこの命、何に使うか?それが本当の使命感ではないですか?…そして人生には3つの真実がある。「人は必ず死ぬ」「人生は1回しかない」そして「人はいつ死ぬかわからない」。だとすれば皆さん必ず終わりがやってくるその命、一回しかないその命、いつ終わりがやってくるかわからないその命、何に使うかその使命感を定めて歩んでいただきたい。それは、そのまま「志」という言葉でもある。そして「志」と「使命感」を抱いた方は必ず大いなる何かが導く、私はそう信じて、ありがたいこの人生を歩ませていただいています。皆さんもその覚悟を定めて、素晴らしい人生を歩まれることを申し上ます。

 

記憶

朝のまどろみの中で思い出しました。

父の引越の際に兄に荷物の整理をしてもらいました。

私「昔の映像フィルムはどうした?」

兄「捨てた。いけなかったか?」

子供の頃、父が「写るんです」の撮影機と映写機を買って、旅行のフィルムをたくさん録りました。西伊豆で迎えた初日の出のシーンを覚えています。私はまだ小学生でした。実に残念でした。

中学生の頃だったか、父の命令でこの映写機を貸し出しました。その時に操作員としてついていきました。何とポルノの映写会でした。子供には衝撃的でした!

人知らずして慍みず

 ビジネスの第一線で活躍していた頃、周りに人が集まり、私の話をたくさんの人が聞いてくれました。すくなくとも聞いているように見えました。こうして、老人になり、社会の身分を失うと、集まる人も少なくなります。覚悟はしていましたが、お金の臭いがなくなれば当然のことです。当初は、見返してやろうと思っていましたが、今は「人知らずして慍みず」の境地に到達しました。今、全力でやることに価値があるのであって、成果にはそれほど興味が湧かなくなりました。若い頃の仕事には満足しています。これ以上何を望むのかという心境です。ひとつの好事さえあれば永劫回帰すると信じています。
 経済的に余裕はありませんが、好きな本を好きなだけ読んで、ときおり人が訪ねて来る、これ以上の幸福はないと感じる毎日です。原文を備忘しておきます。

 

 

学びて時にこれを習う、亦(ま)た説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)有(あ)り遠方より来(きた)る、亦た楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦た君子ならずや。〕

ツァラトゥストラはかく語りき

ツァラトゥストラはかく語りき」をNHKの「百分で名著」で観ました。いつか読もうと思っていました。でも、ようやく概要がつまめました。衝撃的な内容でした。本書は比喩が多いので若い頃に読んでも理解できなかったと思います。


・「神は死んだ」キリスト教では隣人愛など、自分を疎かにすることになるので自分の考えを大切にせよということを表現しています。
・「永遠回帰」人生は円環のように繰り返しているから、楽しいことが一度あれば、それを頼りに生きていけます。最悪も含めて受け入れることが大切です。運命を愛し、「こうあった」から「こう欲した」へ考えを改めることです。
・「ルサンチマン」うらみや妬みから脱却して、価値の転換を図ることが大切です。ルサンチマンは喜びを感じる力を弱くします。わくわくして生きるにはルサンチマンを克服する必要があります。
・「ニヒリズム」末人(安楽がよい、憧れがない人)から超人(生の高揚を突き詰めた人)へ飛躍することです。失敗しても良いから、幼子のように夢中になりなさい、「無駄だからやめろ」という心の声に騙されてはいけません。

 

 

小規模事業者持続化補助金

「小規模事業者持続化補助金」の申請書を書いています。指定管理者の提案書を書いた経験が生きています。この補助金は商工会議所を経由しっての提出ということですので、先週、ざっと書いて川崎商工会議所で確認していただきました。
販路開拓の費用補助なので、「製品概要」や「販路開拓」に力を入れて書きましたが、商工会議所からのアドバイスに少し驚きました。本質ではない「企業概要」「市場分析」「会社の強み」などが審査に大きく影響するので、詳細な説明が必要との事でした。この4年間何をやってきたのかを振りかえることになりました。それはそれで楽しくもあり、苦しくもある作業です。このような努力がきっと実を結ぶと信じながら書いています。
提出期限は9月末なので、もう一度、商工会議所に意見をいただいてから、修正加筆後に提出します。

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福音書

最近の辞任ニュースて感じた事。

 

ヨハネによる福音書第8章3〜11節

 聖書の中に、姦通罪で捕らえられた女性をめぐって、主イエスと律法学者たちが対決する場面があります。
旧約の律法では、姦通罪は石打ちの死刑にされることになっていました。判断を求められた主イエスは「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず石を投げなさい」と言いました。すると年長者から始まって一人また一人と立ち去ってしまい、誰も女に石を投げることができませんでした。