62歳からの楽しい起業

ロビームにまつわる研究内容や所感を日々記録します。

社員研修(1)

 明治スポーツプラザの社長になって痛感したのは、社員の知識不足やリベラルアーツの低さでした。定期的な研修を実施しなければ自分の指令は理解されません。やむにやまれず継続的な教育を施すことにしました。まずは、新入社員教育、そして幹部社員の教育でした。社員のレベルアップは教育よりも採用であることが明らかでしたので、面接の時に、見所のある人材を採用しなければなりません。就任当時は人余りでもあり、採用に対して30倍程度の履歴書を集めました。また、履歴書と人物の相関関係がどうなっているか、一度だけ、すべての受験者を面接しました。結論は、履歴書と本人には強い相関があることがわかりました。すなわち、履歴書がいい加減な人は、いい加減であるということです。それからは自信をもって履歴書で落としました。

 入社直後の教育は3日ほど外部に委託しましたが、その後、社内で数週間の集合研修をしました。会社の歴史やフィットネス業界、さらに運動理論や心理学まで学ばせました。現場配属後は2ヶ月程度、指導員(若手社員)を付けて、毎日、業務日誌でやりとりさせました。勿論、事後、管理者がその日誌をチェックすることにしました。約1年後に、契約社員も含めて、百合ヶ丘の研修所などで泊まり込み研修を行う仕組みにしました。写真は最後の「しらくの湯」での集合写真と社長なりたての講話時の写真です。

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