62歳からの楽しい起業

ロビームにまつわる研究内容や所感を日々記録します。

ツァラトゥストラはかく語りき

ツァラトゥストラはかく語りき」をNHKの「百分で名著」で観ました。いつか読もうと思っていました。でも、ようやく概要がつまめました。衝撃的な内容でした。本書は比喩が多いので若い頃に読んでも理解できなかったと思います。


・「神は死んだ」キリスト教では隣人愛など、自分を疎かにすることになるので自分の考えを大切にせよということを表現しています。
・「永遠回帰」人生は円環のように繰り返しているから、楽しいことが一度あれば、それを頼りに生きていけます。最悪も含めて受け入れることが大切です。運命を愛し、「こうあった」から「こう欲した」へ考えを改めることです。
・「ルサンチマン」うらみや妬みから脱却して、価値の転換を図ることが大切です。ルサンチマンは喜びを感じる力を弱くします。わくわくして生きるにはルサンチマンを克服する必要があります。
・「ニヒリズム」末人(安楽がよい、憧れがない人)から超人(生の高揚を突き詰めた人)へ飛躍することです。失敗しても良いから、幼子のように夢中になりなさい、「無駄だからやめろ」という心の声に騙されてはいけません。